Terminal IDEはAndroid用のオープンソース・ソフトウェア(GPL)です。
Androidアプリの開発と言えば、デスクトップで開発してシミュレータやAndroidデバイスに送って実行するのが一般的です。しかしAndroidで開発してそのまま実行させてしまおうというのがTerminal IDEです。
Vimがインストールされるので、これで開発するということです。
Terminal IDEでインストールされるのはjavac/java/dx/aapt/apkbuilder/signer/ssh/sshd/telnetd/bash/busybox/vimとなっています。スマートフォン上で開発するというよりも、母艦からスマートフォンにSSHで接続し、Vimでコードを書いてJavaでコンパイルするというのが正しい作法のようです。
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スマートフォンはともかくタブレットであれば意外と実用的な速度で動作するのではないでしょうか。最近のタブレットはクアッドコアまで登場していますので、PCに勝るとも劣らない性能を発揮するようになっています。タブレットがあればどこでも開発できるというのは意外と現実的かもしれません。
さらにVimがあればAndroidアプリに限らず、サーバ系のソフトウェアでも開発できそうです。後はGitやSubversionなどのバージョン管理さえあれば十分と言えそうです。数年前であれば無茶と思われたタブレットでのシステム開発も現実的なものになってきているようです。
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